みをつくしのひとりよがり

2022/08/10にブログ名を変えました.仕事や生活に役立ちそうな(実際に役立つかは別として)数学・物理ネタをつらつらと書いていこうと思ってます.

エコドライブのために心がけていること

以前に,エコドライブの10か条について,物理的な目線などでいろいろと書きました.今回は実際に運転の中で心がけていることを書いていきたいと思います.

 

原則はアクセルとブレーキを踏み込まないこと

もちろんブレーキは停止しているときには,きっちりと踏みます(笑).燃費を抑えるためには,これが原則です.以下で,これを実現するための具体的な策を挙げていくことになります.「アクセルを踏まないことはわかるけど,なんでブレーキまで?」と思われている人もいるかもしれませんが,これについては後ほど.

ちなみに,いまわたしはハイブリッド車に乗っています.車についている燃費計は,23.0強km/L(JC08モード:26.2km/L)の値を示しています.その前は,CVT1.8L車でしたが,そのときでも15.5km/L(10/15モード:17.8km/L)で乗っていました.

 

定速走行

ある程度まで加速した後は,一定速度で走り続けるということです.アクセルから離してしまうと減速してしまうので,そうならないように補助的にアクセルワークをおこないます.ハイブリッド車であれば,モーターで補助できればベターですね.

 

加速時だけは犠牲を払う

重量が1トンを超えるような物体を加速させるわけですから,それなりの力がいるわけです.ある程度まではモーターを借りることもできますが,それだけでは足りないときもありますし,パワーがかかる分溜めていた電気も早く減っていきます.

加速時のアクセスワークですが,わたしの中では「MT車(マニュアル車)のアクセルワークに似た」イメージを持っています.なかなか言葉で説明するのは難しいのですが,

  • 出始めはクリープ現象を使い,
  • まずはグーッと踏み込んでいき,1回目の加速をする.
  • 一度アクセルを緩め,さらに2回目の加速をする

といった感覚です.結構,音の感覚も利用していると思います.別の言い方をすれば「踏み続けていることはない」ということです.

 

アクセルは早めに離す

アクセルから足を離せば,道路との摩擦で減速をします.これをブレーキ替わりに使うわけです.わたしの場合,状況によってはエンジンブレーキを使うこともあります(カーブの入り口や車間距離の調整として).

そして,ブレーキも早めにゆっくりと踏んでいきます.ブレーキをゆっくり踏む→ブレーキを早めに踏む→アクセルから早めに離す→無駄にエンジンを回さない.という論理です.

 

歩行者信号

上に書いたアクセルを早めに離すことのコツがこれです.たいていの場合,歩行者信号が赤になってから3拍くらい置いてから車道の信号も赤に変わります.交差点に差し掛かる前,「赤に変わるかな?どうかな?」ってときには歩行者信号を見るわけです.

 

車間距離は前も後も

上に書いたことは結局のところ,「余裕を持ったアクセル・ブレーキワーク」という言い方もできると思います.そのためには,自分の車だけではなく,まわりの状況も見て判断していく必要があります.その指標である車間距離は,前だけでなく,後ろの車にも注意します.

このようにしておけば,状況を予測することもしやすくなりますし,まわりに予測させることもできるようになります.よく教習所や免許更新の講習などで「予測すること」を強く言われると思いますが,「予測させること」も重要だということです.

 

単純に書いているようなことを実践しようとすると,モタモタになったり(後に迷惑をかけたり)することになります.乗る車の特性もあるので,乗っていくうちに体得していくことが大事だと思います.少しでも燃費の向上につながればいいですね.